技術情報

研究紹介(プロセス研究)

製銑プロセス

鉄鉱石や焼結鉱(粉鉄鉱石から製造)を、コークス(石炭から製造)を用いて、溶鉱炉(高炉)で還元・溶解して温度1500℃、炭素濃度4.5%の銑鉄を作ります。資源・地球環境問題への対応も迅速に、クリーンで環境に優しい鉄作りを目指しています。

コークス&焼結製造技術

コークス製造技術

石炭を乾留してコークスを製造するプロセスには、まだまだ解明すべきメカニズムが多数あります。当社では実機コークス炉を模擬できる数々の実験炉を用いて、これまでにない石炭の事前処理・配合技術やコークス炉操業技術の開発を推進しています。また、石炭需給環境の激変に対応する当社独自の新技術の開発を加速しています。

焼結製造技術

日本で初めてとなる、焼結原料層厚が実機の規模に匹敵する試験焼結機を用いて、研究開発を推進しています。原料の装入から焼成まで実機を再現することができるので、改善ポイントの確認が容易となり、実機における設備設計や操業への反映も正確かつ迅速に行えます。当社では本装置の結果を活用して、燒結機省エネルギー国内No.1を達成しています。また、鉄鉱石の劣質化に対応する新技術開発を、世界をリードすべく進めています。

焼結熱間試験装置の実験状況(動画) 現在、日本に2基しか存在しない、貴重かつ重要な試験設備です。

高炉操業・設計技術

日本で唯一(海外では欧州に1基のみ)の試験高炉を用いて研究開発を推進しています。実機の1/400~1/1000サイズですが、実機をよく再現し、コスト合理化、安定操業に大きく貢献しています。試験高炉以外にも、実機の高炉を精度良くシミュレートできる種々の大型実験設備を駆使して、二酸化炭素排出量削減等の課題にチャレンジしています。また、コンピューターを用いた世界一のシミュレーション技術も活用して、これまで知ることの難しかった高炉内の様々な挙動を明らかにしています。

試験高炉 日本で唯一(当社のみ)、海外ではスウェーデンに1基だけ

という試験高炉(内容積3m3、10t/d)を有しています。
試験高炉出銑状況(動画)
高炉3次元モデルによるシミュレーション 新高炉火入れ時の非定常な炉内状況をシミュレーションした例です。

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