
鉄鋼スラグは鉄を製造する工程で生成される副産物で、高炉スラグと製鋼スラグに分けられます。
高炉スラグは高炉で銑鉄を製造する時に生じるスラグで、鉄鉱石の鉄以外の成分や副原料の石灰石、コークス中の灰分などを一緒に分離・回収したものです。製鋼スラグは銑鉄を精錬して鋼にする製鋼工程で副生されます。
これらスラグは天然の岩石や土砂とほぼ同等であり、これらの代替材として路盤材(道路の舗装表面と路床の間に設置する砕石などの地盤)やセメント原料などとしても有効利用されていますが、更なる利用用途の拡大を目指し、技術開発に取り組んでいます。
また当社では電気炉などから発生したダストを資源循環炉で処理し、鉄や亜鉛を回収する技術を確立しており、こうした利材化についても技術開発に取り組んでいます。
当社では、このように鉄鋼スラグの有効活用や、従来は産業廃棄物とされていたダストの再資源化事業を拡大し、循環型社会の形成と低炭素社会の実現に貢献しています。
