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高張力鋼板
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住友金属の高張力鋼板SUMITENシリーズは橋梁、タンク、揚水発電所のペンストックあるいは 産業機械用と広範に使用されています。すぐれた溶接性と切欠靱性をあわせ持っており、 安心して各種用途にご利用いただけます。 当社では、JIS G3106に570N/mm2HT (当時SM58Q)が制定されるより以前に、SUMITEN590・610(当時SUMITEN60・62)を SUMITENシリーズにラインアップしたのを初めとして、常に品質性能の向上に努めてきました。 現在でも公共の構造物以外では長年需要家の皆様からご愛顧いただいたSUMITENでご発注いただく事が 多くあります。 さて、JIS SM570Qを含めた590N/mm2 クラス高張力鋼板を用途別に概括してみますと、最も多いのは橋梁用で高速道路やロングスパンの橋桁に 使用され、港大橋、本四架橋をはじめとする長大橋用にも大量に納入しました。 タンク分野では、球形タンクや石油タンクをはじめ、むつ小川原、苫小牧東部や福井の石油国家備蓄 の大型原油タンク基地に大量に使用されています。 また690N/mm2 以上の高張力鋼板におきましても大型橋梁、大型揚水発電所の水圧鋼管(ペンストック)、球形ガスホルダー、 各種建設機械などにご愛用いただいております。
1. 用途に応じた鋼板がそろっています
溶接性と切欠靱性を重視した品質設計をしていますが、特に用途によって大入熱溶接対策鋼(F)、 熱間加工用鋼(H)、亜鉛メッキ鉄塔用鋼(G)などシリーズ化しています。
2. 構造物の軽量化に貢献します
制御圧延、加速冷却、焼入れ、焼もどしなどの製造技術を駆使することにより、高降伏点高強度鋼 が製造できるので、構造物の軽量化が可能です。
3. 溶接性がすぐれています
炭素当量はもとより、当社で開発した溶接われ感受性組成(PCM) を可能な限り低減しています。したがって、どんな用途にも各規格に応じた溶接材料を使用することにより、 十分な継手性能が得られます。
4. 切欠靱性がすぐれています
成分、圧延、熱処理などの製造技術により、脆性破壊に対しても十分配慮しており、 二重引張試験、COD試験などで破壊特性を確かめております。したがって大型構造物や低温で用いられる容器などにも安心して使えます。
5. 耐食性、耐摩耗性が良好です
一般の鋼板に比べて高張力鋼板は、Cu、Crなどの合金元素が含まれているため、耐食性が良好です。また高度も高いので耐摩耗性もすぐれています。
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