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住友金属の事業戦略

住友金属は、差別化戦略を加速させ、利益の「質」を向上させることを目指しています。差別化戦略とは、他社に対する圧倒的な技術的優位性により、お客さまから住友金属とご指名をいただける製品を開発・供給することです。


住友金属の主力事業は、鋼管事業、鋼板・建材事業、および交通産機品事業・他鉄鋼事業の3つです。各々の事業が特性を生かしてこの差別化戦略を推進し、企業価値の向上を図っています。


各事業の具体的な取り組みは、以下をご覧ください。

   
 


鋼管事業


 

   
 2010年度の販売数量は、エネルギー需要の増加に伴い、緩やかな回復を続けました。販売価格についても、上半期は前年度に受注した安値材の影響から低迷が続きましたが、下半期については、需給の好転を背景に、原材料価格の上昇を上回る値上げを達成しました。
収益は、上半期については低迷しましたが、下半期は、円高はあったものの、販売数量の増加と価格値上げの効果により底を脱し、好転傾向にあります。
 当社は、今後も徹底したコスト削減を実施すると共に、ブラジルでの新シームレスミルの本格稼働に向けた準備を進めるなど、エネルギー需要回復期に備えた施策を着実に実行していきます。

 
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鋼板・建材事業


 

   

 薄板・厚板は、2010年度上期は、自動車向けを中心とする需要が好調に推移し、フル生産を続けました。しかし第3四半期の鹿島製鉄所高炉不調と、3月の東日本大震災の被害により、下半期は大きな減産となりました。  

 営業利益についても、上半期は170億円の黒字でしたが、下半期は、前述の一時的要因の影響が大きく影響し10億円の赤字となりました。
地震と津波の影響により、鹿島製鉄所は大きな被害を受けましたが、幸い人的被害はありませんでした。震災の翌日には復旧に向けた大工程表を作成し、着実に復旧工事を進め、4月末には全工場で操業を再開する事ができました。  

 鋼板・建材カンパニーでは、アジアの鉄鋼需要成長をキャッチアップする拠点として、ベトナム、タイ、インドでの事業を推進しています。

 
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交通産機品事業・他鉄鋼事業

 

   

 鉄道部品関係は引続き安定した販売を続けました。クランクシャフトは自動車生産の回復に伴い販売数量も大きく増加しました。なお、2011年度の米国・中国・インドの海外3拠点でのクランクシャフト生産量は初めて国内での生産量を上回る見込みです。

 特殊鋼については、製鋼プロセス革新工事が完成し、高品質の特殊鋼を安価に製造する体制が整いました。チタン事業については、世界の航空機需要の回復に伴い、販売量・収益とも増加傾向が続いています。

 
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