

社長の友野宏です。
私の仕事は、住友金属を持続的に成長させ、そして企業価値を向上させることです。
基本戦略をぶらさず実行します
当社は、「強いところをより強く」と「差別化の加速」を基本戦略として、技術や人材といった財務諸表には表れない「見えない資産」を強化してまいります。
海外事業展開を加速します
世界鉄鋼需要の拡大を当社の成長に結びつけるために、海外事業展開を加速させます。ブラジル、ベトナム、インド、タイ、アメリカなどで新たな事業を展開しています。こうした事業の成否の鍵は、国内製造拠点の実力にあります。国内の実力を高めて海外事業をサポートし、国内は、よりハイエンドな製品にシフトします。
環境・原料問題を技術で解決します
当社は環境保全に関し、製造過程でのCO2排出削減努力はもちろん、CO2発生のより少ない天然ガス掘削用シームレスパイプ、自動車の軽量化で燃費向上に貢献する高張力鋼板など、当社製品を通じた排出抑制でも大きく貢献しています。原料については、供給側の寡占化と需給タイト化により調達環境が厳しくなっており、低品質原料を使いこなす世界最先端技術で、問題解決に取り組んでいます。
新日鐵との統合で総合力世界No.1の鉄鋼メーカーを目指します
企業価値を確実・迅速に向上させるために、当社は、新日鐵との経営統合の検討を進めています。両社は、「鉄づくりを通じて社会に貢献する」という共通の理念を持っており、「お互いの強みを持ち寄れば、成長する世界の鉄鋼業の中で、競争に勝ち抜く会社をつくることができる」という考えに共に至りました。海外戦略をスピーディーに実行し、技術、コストを含めたトータルの実力で総合力世界No.1の鉄鋼メーカーを目指します。
住友金属は、住友の事業精神を受け継ぎ、お客さまやお取引先との信頼関係、優れた技術、従業員の仕事への情熱や誇りといった「見えない資産」を磨きながら、100年以上ものづくりに励んでまいりました。去る3月11日の東日本大震災では、鹿島製鉄所が被災しましたが、こうした「見えない資産」の力で早期復旧を果たしました。特に、従業員一人ひとりの常に改善・進化しようとする姿勢は、企業価値向上の原動力です。新日鐵との経営統合で生まれる新しい会社でも、継承するよう努めてまいります。新日本製鐵と手を携えて、総合力世界No.1の鉄鋼メーカーになるために、第一歩を踏み出しました。皆さまのご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長![]()