住友金属について

 

住友金属は長期持続的に企業価値を成長させます。

住友金属の目指す方向

 
 
和歌山製鉄所:吹き止めた第4高炉(左手前)と稼動した新第1高炉(右奥)
   

鉄鋼事業での「長期」は、10年、20年、あるいは、50年先です。これは、他の多くの産業と異なる点です。例をあげましょう。2009年7月に和歌山製鉄所の第4高炉を吹き止めました。高炉の寿命がきて操業を終えたのです。この高炉が最初に火入れ(操業スタート)したのは、1967年です。このように鉄鋼の設備は非常に長期にわたって使われます。経営の視点は長くなって当然なのです。

製品開発でも長期が重要です。鉄の技術は、鉄の元素としての性質と分かちがたく密着しており、また信頼性を実地に証明することが重要なため、新製品の技術の確立には何十年という期間がかかります。鉄鋼のような基礎産業素材では、常にこのスパンで研究・技術開発に取り組んでいます。発電所で使われるボイラチューブの高温強度特性を調べるクリープ試験は、10年以上続けられているものが多くあり、世界をリードする技術の芽を育てています。


現場の技能も、新しい工場を稼動させて、チームとして練り上げるまでには長い期間を要します。技術者も短期間で養成できるものではありません。

このように、成功のためには長期の視点での事業経営が絶対に必要です。

住友金属は、400年の間に磨き抜かれた住友の事業精神と、100年間を超える住友金属のものづくりの歴史と伝統をもって事業に打ち込んできました。これからも長期の視点でものづくりを続けてまいります。

 
 

鉄鋼製品には、差別化しやすい分野と、しにくい分野があります。当社は、多くの鉄鋼会社と異なり、鋼管や鉄道車輪などの製品の比率が大きくなっていますが、これらは差別化しやすい分野です。これらの「強いところをより強く」するために資源投入して、さらに差別化を進めてまいります。

シームレスパイプや、国内シェア100%の鉄道車輪をはじめ、住友金属には、技術力に裏打ちされた多くの「強い」製品があります。差別化を加速し、強みにさらに磨きをかけ、どのような状況でも負けない製品を世に送り出すことを目指しています。

 

当社が差別化製品をもっている、「勝てる分野」に経営資源を集中して「質」を磨いていくことで、企業価値の長期の成長を目指します。

 
 
 

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